『アインシュタインより愛を込めて』好きなところメモ

ネタバレしかないよ

 

 

唯々菜

唯々菜かわいすんぎ

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唯々菜

「(なんか最近、いつも愛内君と一緒にいるような気がするぞ……?)」

「(そもそも、こうやってわざわざ、落ち合って一緒に帰る……これって……)」

「(ぶんぶん。違う違う)」

「(そういうなし崩しなのはなしだぞ)」

「(でもなし崩しじゃなければ、ありなのかな……)」

「(ぶんぶん、違う違う)」

 

唯々菜√の告白

唯々菜 

「私は、普通だから」

「誰かが優しくしてくれて、必死に自分のために何かしてくれて」

「ずっと手をつないでて……」

「一緒に何かを、探して……楽しく過ごして……」

「そんな時間を過ごしたら……」

「好きにならないわけないよね」

(中略)

周太

「お前に普通普通言うけど、俺だって、その域を出ていない」

「気丈にがんばっていて……」

「自分を頼ってくれて。何かを託してくれて」

「大変なときになんだが、けっこう楽しくて」

「それで……」

「可愛くて」

「好きにならないわけが、ないのかもしれないな」

 

いきなり出てくる鯨と接続する能力、それを見てつぶやく謎の少女

少女

「あれが世界の敵たる、愛内周太の力……」

 鯨!?世界の敵!?何者なんだ愛内周太うおおおおおおおってなってた。

 

唯々菜を救った周太について語るおじさん

郷田

「彼は、君のことが好きだったんだろう」

少女

「……」

郷田

「本来、優しい、男の子だった」

「それが、世界の脅威だのと言われて……」

「確かに彼が持っていた力は、そう見られてもおかしくないものだった」

「だから彼が望むなら、彼は脅威として、世界からいろんなものを脅し取ることもできたはずだ」

「でもそれは、しなかった」

「最後に彼がしたのは、1人の女の子を救う、それだけだったよ」

 

佳純

「よう」って言われて「よう」って返すのすち

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佳純の告白

周太

「お前って、実はバカじゃないのかもしれないな」

「大事なことは、ちゃんと分かっている。そんな気がする」

俺にしたって……

佳純

「愛内の大事なものってなに」

「……え?」

「なんていうか、さ」

「私が……それになれたりするかな……」 

 

忍の周太に対する感謝(ディナーにて)

「だから、お店のこと人に相談したこともあったんだけど……」

「よくがんばったから、もういいんじゃないかとか」

「言外に、最初から私には無理だったんだから、がんばったほうだよ、みたいに言われるの」

「だけど愛内君は、けっこうずけずけ怒ってくれるんだよね」

「そういうのって、真剣に考えてくれてる気がして。ちょっとうれしかったんだ」

「だから、ありがとうって」 

 

お店の失敗の責任取りたがる周太

「俺のこと……怒ってるでしょうね」

「愛内くんのこと?特に話してないよ」

「なんで、ですか」

「なんでって言われても。決定したのは、店主の私だし」

「じゃあ成功したら、俺じゃなくてあんたの手柄ってことかよ」

「そんなこと言わないよ。愛内君のおかげだよ」

「だったら失敗しても、俺のせいにしてくれよ」

 

周太の恋の自覚

「あぁ、好きだよ」

応えはとっくに出ていた。

そうだよ、なんで、こんなに辛いのか。

恥ずかしいから辛いんじゃない。

好きな人の力になれないことが、辛いんだ。

力になれると思ったのに、なれなかったことが辛いんだ。

新田さんの力になりたかった。

危なっかしくて、でもまっすぐなあの人の足りないものを、俺が補えるんじゃないかって思った。

それは、ただの幻想だった。

でもだからといって、気持ちが消えるわけじゃない。

子供でも、無力でも。

俺はあの人が好きだ。

俺は、駅に向かって走り出していた。 

 

忍のお父さんが忍を子どもだと言ったときの周太

「あんなに優しい人はいないです。そういうのって、俺から見ると十分、大人です」 

 

赤ちゃんできたときの周太

「いい気になっても、前みたいに失敗するかもしれない」

「でも、俺は……がんばる。がんばる……」

「少しは大人になるよ……」

「俺の……俺のもちうる力、全部使って、忍さんの力になるから」

「だから……」

「こんなのはおこがましくて、無責任で……」

「世間知らずなのかもしれないけど」

「それでも……俺はどうしても……」

「忍さん」

「産んでもらえませんか」 

 

 ロミ

周太が助けてもらったから、今度は自分が助けてあげる番だよっていうのすき

周太

「これからのことは、明日会って話し合おう」

「お前の力になるよ」

「お前が俺の力になってくれたみたいに」 

 これはやばいお母さんから逃げるときの茜への言葉。

 アインシュタイン

「世界なんて救えないけど……」

「困っている男のために、力になろうとする、良い奴だ」

「俺は知っているぞ」

「坂下……」

メシア

「愛内……君……」

「私……私は……」

「苦しいよ、愛内君」

アインシュタイン

「最初からそう言えば、助けてやるのに」

「お前が俺を助けてくれたように」

「俺たちは……友達だろ」

 

「出世払い」

「……周太」

「きっと……。君に私の助けが必要なときがきたなら……」

「私はすべてをかけて、力になるよ」

「君を助けるために私は、たくさんたくさん……勉強して……かしこくなるよ」

「出世払いだ。恩は返すよ」 

 小笠原諸島に行くときの運賃を周太がふざけて出世払いだと言ったのがここででてくるのすき。

 

まとめ

やっぱりこの人のテキストすきだなぁ。言葉選びが秀逸というか、なんかいいわ。話としては忍√が一番好み。まだ子どもな二人が背伸びして、失敗して、それでもなんとか頑張っていくって感じがすき。

あとEDに新世界のα持ってくるところね、しかも男性ボーカルで。神。

 

他にも好きなところあるよって人はコメントしてくれると嬉しいです。

さくら、もゆ。-as the Night's, Reincarnation- 応援中!!