ゔぇんだす

エロゲ、ギャルゲー、ノベルゲームの感想を綴ったブログ🐰

『終わる世界とバースデイ』感想

評価:Bランク★★★☆☆

 

ねこねこFDまでにやっておこうと思い始めた作品。結構面白かったです。

 

 

  • 入莉√

トゥルーへの布石が多めな話。弱視でトラウマを抱えているという入莉ちゃんの設定上、全体的にダークな雰囲気だった。入莉ちゃんバッドエンドではめった刺しにされるし、夜中にトラウマ発作で体をかきむしるしやべぇよやべぇよ……。

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まぁこれらの辛い要素は、入莉ちゃんにとって「現実は辛く厳しいもの」という認識であることの現れでトゥルーへの伏線なんだけど。

主人公と結ばれるシーンでは、入莉ちゃんは本当はカズくんが好きだということを、主人公(カズくん)が兄として聞くのが辛かった。両想いの気持ちを入莉ちゃんに伝えられないの辛すぎる……。

そんな辛いことばかりの世界だけど、なんやかんやで入莉ちゃんはカズくんを再認識できたし協議会のみんなに助けられてハッピーエンド。このセリフちゅき。

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結局ここで、織塚が意識を取り戻して入莉ちゃんがカズくんを再認識するのを「奇跡」でまとめたのがプレイを終えた今でもモヤモヤしてる。陶也が世界をいじったのか、それともただのご都合展開なのか……。

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プレイする前はなんとなくファンタジー要素が無いというか現実的な話だと思ってたけど、超常現象が起きたり入莉ちゃんに酷似した謎の人物が出てきたりで、このあとの話が本当に楽しみだった。

どうでもいいけど入莉ちゃんの脇ほんとえっち。ぺろぺろしたい。

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  • ミカ√

ミカちゃまじ大天使。ミカちゃがかわいすぎてずっと悶えてた。まずファーストインプレッションがこれだからね。かわいすぎる。※筆者はツンデレに弱い

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ツンデレなところももちろんだけど、なにより素敵なところはその弱さ。

友達いなくて協議会と称してみんなと遊びに行きたがるミカちゃ。

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柊ちゃんに口喧嘩で負けて助けを求めるミカちゃ。

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嫌われたくないがあまりに顔色を窺うようになってしまったミカちゃ。

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こんなの護るしかないじゃん。

 

肝心の話の中身もうまくまとまっててよかった。主人公がウイルスに感染しちゃって、ミカちゃに殺してって頼むけどミカちゃは主人公と共に死ぬことを選ぶっていうね。もうこのプロットが感動的だし、主人公とミカちゃが死ぬことで「世界が終わる」って表現をしていたのも二人だけの世界って感じがしてちゅき。f:id:yamicat:20181118143150j:plain

ラストは主人公とミカちゃが出会ったシーンで、ミカちゃ側の視点で回想みたいにしていたのもすごい好きだった。今思えば、世界が終わったことでまた最初から始まるっていうトゥルーへの伏線だったんだろうけど、回想だと思ってたあの感動は大事にしたい。

 

  • 柊√

ミカ√が良すぎてどうしてもくすんで見えたかな。世界の終わりと、柊ちゃんの父への確執を解消するまでの流れを同時に進めたからか、感動が薄かった。お父さんとやっと仲直りできたと思ったらすぐ終わっちゃうんだもん。ラストでも主人公と柊ちゃんが出会ったシーンが出てきて、ミカ√と一緒やんってなっちゃった。これ自体は、ミカ√も柊√も数ある周回のうちの一つであることの現れだからしょうがないんだけどね……。

 

  • 成子√

この√はトゥルーへの核心に迫る内容で楽しかった。実は入莉ちゃんのために存在する仮想現実だとは……。非現実な要素はあるなぁって思ってたけどSF展開だとは思わなかった。陶也が登場するシーンは興奮したわ。

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まぁ成子はヒロインとしてそこまで好きじゃなかったけど(メガネあんまり好きじゃない)、夕日のシーンのやりとりは結構好き。

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このやりとりがあったからこそ、トゥルーで主人公が仮想現実からみんなを開放することについて説得力を持ったなって思う。

 

  • トゥルー√

これまでの伏線を回収して綺麗にまとまってた。好きなところはここかな。

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このやりとりがあったから、ラストで意識体としての入莉ちゃんを、亡くなった入莉ちゃんとは別の「冬谷イリ」として認識して結ばれたことが感動的だった。

 

エピローグの"HAPPY BARTHDAY"の伏線回収も好きだけど、このシーンはプレイ前にどっかで見ちゃってて知ってたんだよね。ネタバレされてなかったらもっと感動できてたんだろなぁ……。

 

あとは織塚ちゃんの心情がわかる"After 17th"が好き。織塚ちゃんが本当に不憫なキャラで、記憶はリセットされないから主人公が好きだという気持ちは募る一方なのに、その役割上主人公と二人になれるのはバグで発生する世界の終わり後の二日間だけという……。f:id:yamicat:20181118151915j:plain

ここの終わってしまった世界と、結ばれることがない織塚ちゃんの心情がうまくマッチしてる。この儚さみたいなのがすごい好き。

 

  • 総評

全体的にダークな雰囲気で、SF要素とうまく絡めて話を展開できてて読んでてとても楽しかった。成子√からトゥルー√へかけての伏線回収もよかったし面白かったけど、ミカ√が一番好きかな。あとは短いけど織塚ちゃんの話も好き。期待してた以上に面白かったから満足だけど、もっと刺さるものがあったらなおよかったかなと思います。ねこねこFDも楽しみなんじゃ~。

 

 

 

 

 

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